グラウンドマンホール
マンホール蓋を取り巻く環境
蓋の老朽化
現在300万基の蓋が設置後30年以上経過し耐用年数を越した蓋の早急な取替を必要としている状況であります。さらに10年後には倍以上の625万基が耐用年数を越してしまうと推測されています。
集中豪雨による蓋の飛散
集中豪雨が各地で多発し今後も増加が予測され、マンホール蓋の飛散を引き起こすリスクが高まっています。
自動車社会におけるマンホール蓋のがたつき
自動車は30~40年間で激増しており、重車両等がマンホール蓋上を通行することで蓋のがたつきや破損リスクが高まっています。
老朽化したインフラ整備と市民の安全に対する取組みとして従来のマンホール蓋より高機能で長寿命な製品である次世代型高品位グラウンドマンホールの製造を手掛け安全な社会づくりに貢献しております。
次世代型高品位グラウンドマンホール
グラウンドマンホールに起因する事故の発生確率を削減し市民を身近なリスクから守る「長期に渡る確実な安全性能」の実現と、製品のライフサイクルを全般に捉えた「長期に渡る経済性向上」の実現を目指した鉄蓋です。
支持構造
がたつきの発生を防止する下段勾配面と、食い込み力の発生を抑制する上段勾配面で構成し、食い込み難く開けやすい蓋を実現しています。
安全性能と長寿命を実現
虹技の次世代型グラウンドマンホールは、公益財団法人日本下水道新技術推進機構の「次世代型マンホールふたおよび上部壁技術マニュアル」で求める安全性能と長寿命を実現しています。
実環境を想定した性能検証
- 耐荷重試験
- 輪荷重試験
- 耐スリップ試験
- 圧力開放試験
限界状態(設置後15年経過)を想定した検査などにより、安心と信頼の技術評価。