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明日の虹技の技術を支える
研究開発部門

研究開発部門

研究開発の源流は、“挑戦”。
私たち研究開発部門では、一歩先をリードする技術で社会に貢献することを行動指針として、
「新規事業化への挑戦」,「商品化への挑戦」,「高品質化への挑戦(解析技術向上)」に日夜“挑戦”しています。

研究開発部門が目指すもの

新規事業化への挑戦

新たな材料の創造・開発に取り組むため、2019年に金属3Dプリンタを導入しました。現在、社内試作品の開発など有形品の造形を進めることで、基礎技術を積み重ねており、将来的には当社オリジナルの材料粉末を用いた有形品の造形を目指しています。

商品化への挑戦

鋳鉄や機能材料の商品化開発を行なっております。金属はそれら数種類を適度に溶解・ブレンドすることで、物性を飛躍的に向上させることができ、機能材料と呼ばれる素材へと生まれ変わります。
当部門では機能材料の傑出した物性を用いて、産業界に有用な商品を提案するための基礎研究を行なっております。

高品質化への挑戦(解析技術向上)

当社の鋳鉄製品や機械製品は、時として厳しい使用環境下でより質の高い性能を求められます。
そのため当部門は流動解析と熱解析に応力解析を連動させたCAEの技術向上にも取り組んでおります。
事前予測と施策の提示を行い製品の健全性の向上と高品質化の一翼を担っています。

研究開発活動

鋳造関連 素材開発

低炭素ダクタイル鋳鉄

特徴

  • 高ヤング率:170GPa~190GPa(従来140~160GPa)
  • FCDよりも優れた強度・延性バランス
  • 高強度・高疲労強度と加工性を両立

球状黒鉛鋳鉄の炭素量を低減させ、黒鉛面積率を下げることで高剛性・高強度化を達成した新素材です。
一般的には炭素量をある程度の量まで減じると、白銑化(炭化物の生成により物性や加工性を著しく低下させる現象)しやすくなり、必要な機械的特性が得られませんが、溶湯処理や成分管理によりそれらを可能にしました。

  • 高剛性

剛性の指標であるヤング率は、材料に荷重が加わったときの“たわみやすさ”の指標です。
ヤング率が高い(たわみにくい)ということは、

  1. 振動の低減
  2. 加工精度の向上
  3. 形状制限の緩和

につながり、部品の薄肉・軽量化に貢献します。

用途:鋳鉄の軽量化・薄肉化、鋳鋼品・ADIの代替
適用重量:1~10kg

CAE解析ツール

鋳造シミュレーションシステム ADSTEFAN
凝固解析(鋳物温度分布予測)
大規模構造解析ソフトウェア ADVENTURECluster
熱応力解析(発生応力・変形予測)

研究開発設備

金属3Dプリンタ
3次元測定器
ワイヤーコンターマシン
真空溶解炉
デジタルマイクロスコープ
電子顕微鏡
引張試験機
疲労試験機
熱処理炉